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2011年9月20日 (火)

平成23年度、盛岡山車 全写真掲載!!!!

皆様、大変ご無沙汰しております。

「この時期の男」、masaでございます。

遅ればせながら、平成23年度の盛岡秋まつりの山車を
全てご紹介いたします。

本年は、東日本大震災の被災もあり、盛岡秋まつりもその
開催さえ危ぶまれましたが、何とか開催されたことを感謝いたします。

今年の山車では、南部火消伝統保存会にて被災された宮古市の
消防団の方々も参加され、沿道の観客から喝采を浴びたことも
印象的でした。

masaとしては、盛岡のお祭りながらも岩手県を
盛り上げていこうという岩手の結束のお祭りになれば
幸いに思います。


ではでは、お待ちかね本年の山車の写真をご紹介します。

① 八幡町い組  風流  碁盤忠信

2011igumi14

門前町い組の山車です。
碁盤忠信という演題は、非常に山車に映える赤が印象的。
隈取、衣装の赤に、金の源氏車の刺繍が映えますね~!
非常に上品で、綺麗な山車という印象があります。

見返し  吉野山 静

2011igumimikaeshi

い組さんは、5年のサイクルで同じ演題を飾る組なのですが、
5年前は無かった背景や、若干ポーズを変更するなど、
その年その年で、実は細かい工夫もしています。
今年は、背景も華やかに、こちらも上品な見返しを飾っておりました。

②新田町 か組  風流 楼門五三桐

2011kagumi

一言。
恐れ入ります。

これほどインパクトのある山車は、
これまで一度も見たことないかも。
とにかくビックリした。

楼門五三桐は、以前このブログにて、
http://masalennon-allblacks.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/by_e54f.html
で紹介いたしましたが、この時の石鳥谷・下組の
山車では欄干までの製作で、屋根は省かれておりました。

屋根は、確かに「どこまで作るか」という悩ましい問題がありますが、
舟のように屋根の角の先端を立てるという発想で
その問題を解消していることが素晴しいと思いました。
屋根の上で、階下の真柴久吉に見得を切る石川五右衛門の姿も、
しっかりと階下に敵がいることが見えるようで、嘘がない。

とても華やかで豪華で、勢いを感じる山車でした。

見返し 真柴久吉
2011kagumimikaeshi

見返しは、風流の石川五右衛門に対応する真柴久吉。
屋根の階下で、クナイを柄杓で受け止める姿ですが、
こちらも歌舞伎の写真を切り取ったかのようなリアリティ。
とても美しい山車だと思いました。

③三ツ割 み組 風流 鍋島騒動

2011migumi

化け猫!
始めて見た瞬間、「おぉぉ!」とあまりの驚きに
声が出てしまった山車でした。
とにかく猫!このインパクトがすごい。
寄って見ると愛嬌がある顔もまた魅力的でした。

そしてそれを引き立てる千布本右ェ門も
格好こそ紋付袴と他の山車に比べ地味ながら、
冷静さと力強さを感じさせ、夜の闇の中姿を現す
化け猫に、たじろぐことなく挑む姿を感じさせます。

見返し 三ツ石さんさ
2011migumimikaeshi

見返しは地元ネタ。

さんさ踊りを今年も見られなかった私にとって、
山車とさんさを一度に見られたので、ちょっぴり
嬉しいサービスです(笑)
また、東北六大祭のさんさでもあり、岩手代表のお祭りを
こういうところでもアピールできることが、とても嬉しく思いました。

④中野 と組  風流 鬼若丸
2011togumi

猫がいれば、屋根もあれば、今度は鯉か!!!!
と度肝を抜かれた鬼若丸。
盛岡では、久々の演題ですね!(平成9年以来14年ぶり)
以前盛岡で出た時は黒い鯉でしたが、この鬼若丸の鯉は
錦鯉でした。

鬼若丸は子どもであるので、鯉に対してこの大きさで飾る
ということは、いかに相手が巨大かを引き立てるのに大変効果的。
全体の構図としても迫力ある山車だったと思います。

見返し  りんご娘
2011togumimikaeshi
こちらも地元ネタ。
これからの季節が、りんごの収穫期ということで、
赤く熟れ熟れとしたリンゴを収穫する中野の
りんご娘の姿です。
今年の秋冬もおいしいリンゴを食べたいですねぇ!

⑤神子田 盛山會さ組 風流 根元草摺引

2011sagumi

根元草摺引を題材とした山車が
盛岡で前回出たのは12年前(平成11年)。
同じく盛山會さ組さんが、曾我五郎時致(向かって右側)の
一体飾りで出して以来の「根元草摺引」です。

歌舞伎は、赤が非常に効果的に使われますが、
この草摺引も、正月の初春を祝う演目ということもあり、
赤が多用されております。
小林朝比奈(朝比奈三郎・左側)の滑稽な独特の隈も綺麗で、
五郎時致の「動」に対して、止めようとする「静」の対比が、
非常に美しい山車です。

見返し 舞鶴
2011sagumimikaeshi

見返しの舞鶴は、
曾我兄弟と宿敵・工藤祐経の引き合わせ役ですが、
この山車では、復興へのメッセージを担ぐ
「盛岡山車と被災地域・岩手のメッセンジャー」という
ある意味「引き合わせ役」の役目を十分果たしていると思います。


⑥南部火消伝統保存會 風流 歌舞伎十八番の内 景清

2011hikeshihozonkai_2

本年、震災の影響で出場を見送る組もいくつかあり、
火消保存會として復興祈念の山車をということで、
今回、南部火消伝統保存会が出場しました。

前述の通り、八幡下りでは被災した宮古市の消防団を招待し、
火消保存會の山車と共に八幡下りを歩き、沿道の観客からは
拍手喝采が起こっておりました。

山車も景清と、力強い演題。豪気溢れる景清は、復興祈念に
ふさわしいと思いました。

見返し 八重垣姫

2011hikeshihozonkaimikaeshi_2
見返しの八重垣姫は、
景清の豪気と対照的で、美しい立ち姿は、
品と華やかさが際立って感じられました。


⑦盛岡観光コンベンション協会 風流 義経八艘跳び

2011kanko_2

盛岡観光コンベンション協会として
鎧武者を飾るのは実に19年ぶり!!!!
(平成4年の朝比奈三郎以来)

義経八艘跳びは「海」をテーマにした演題です。

この「海」をテーマにした演題選択は、本年の
震災の絡みもあって、非常に勇気のいる決断だった
のではないかと思います。
しかしながら、あくまでmasaの主観ですが、
この八艘跳びは義経が逆巻く波を飛び越え、
平氏を打倒するという内容というところで、
岩手県が逆巻く波=津波の被災を乗り越え、
大きく力強く歩もう!というメッセージにも感じられ、
非常に感慨深く見入ってしまいました。

義経は
史実に伝わるとおり、赤糸鹿威鎧を着込んだ
小兵として作られており、対する能登守教経は緑の
鎧に長刀を構え、舟の縁に足をかける姿は、力強く
相手を切りつけた直後の様子。

奥の波間、手前には跳ね上げた荒れ狂う波と奥行きを
感じさせ、正面から見るとまるで歴史の写真を見ている
ような雰囲気でした。


見返し  静御前

2011kankomikaeshi_2

見返しの静御前は、
義経を想う心を舞に託す姿を飾っています。

女性らしさというよりも勇ましさを感じるこの舞姿は、
義経を慕う心と御前に座する頼朝への敵意が渦巻く、
静御前の情念を見事に再現しているように感じられます。



ということで、以上が今年の山車、全7台でした。
まだまだこれから秋が深まりますね!
盛岡以外にも岩手県内、他のお祭りも続きます。

是非是非、皆様岩手のお祭りを応援してくださいね!!!!



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